お母さんはやることがいっぱい、子供が少し手伝ってくれたら助かりますよね。
呼んだら「はーい!」って助けに来てほしい!
でも実際は、ちょっと手伝ってもらいたくて頼んでも、文句を言いながら嫌々やる。
または、口ごたえをしてやってくれない。
なんてことが普通におこります。
よく大人が使う手段として、
手伝いしたらゲームできるとか、お小遣いもらえるとかありますが、
それはお手伝いが好きとは違います。
ゲームがしたい、お小遣いが欲しい。という欲求からです。
これは交換条件で釣っているだけで、役に立ちたい気持ちはありません。
一方、お手伝い好きな子は、ママの役に立ちたいという気持ちから手伝ってくれるのです。
結果、手伝ってもらえるのは同じですが、どちらが豊かな心かは言うまでもありませんよね。
「ママ頑張ってるから、お手伝いしたい。」なんて言ってくれたら ♥ ♥ ♥
【お手伝いトレーニング】は一石二鳥・三鳥
子供が手伝いを好きになってもらうには、小さな時からの積み重ねが必要です。
いきなり手伝いが好きになるなんてことは、残念ながらないです。
お手伝いをトレーニングと割り切って、こつこつ積み重ねましょう。
お手伝い好きを育てるのは、最終目標で、
【お手伝いトレーニング】は子供の発育の上でいいことがたくさんあります。
大好きなママとのコミュニケーションは安心感を与えます。
また、たくさん会話をすることによる、言葉の発達。
手先を動かすことによる身体能力の向上。
集中力を養う。
自信がつく。
一歳から、【お手伝いトレーニング】をはじめよう
いつから、何をすればいいの?
難しく考える必要はありません。
意思疎通がはかれるようになったら、【お手伝いトレーニング】をしてみましょう。
一緒にやってみる?と声かけしましょう。
好奇心旺盛の子供は、すぐに手を出すでしょう。
やりたくなければ、また次回に。
何も気負わず、小さいことから始めましょう。
最初はもちろん、ヘルプとして役に立ちません。
ファーストステップは、手の運動、集中力の訓練と考えてください。
子供にとって、ママの真似事も遊びのうちの一つです。
大事なのは、楽しむこと。
危険がなければ、自由にやらせてください。
集中している時はそっとしておいてください。
ママの仕事もはかどります。
すかさず、褒める! 褒めれば、伸びる!
大げさに褒めてください!
でも、作業中は邪魔しない程度に。
褒められて、自己肯定感が生まれ、それが自信へとつながります。
日本人は褒められ慣れていないので、褒めるのも慣れていません。
忘れずに必ず褒めてください。
最後に感謝「ありがとう。ママお手伝いしてもらって嬉しい!」
好きな人の役に立つって、うれしいことです。
大好きなママが喜んでくれるのは、子供にっとってすごいご褒美です。
次も、お手伝いしたいという動機付けになるので、
抱きしめて感謝をしっかりと伝えましょう。
そして、人の役に立つ喜びを身につけていきます。
↓
褒められる 嬉しい
↓
ママが喜ぶ 人の役に立ちたい
これを一連のトレーニングとして、繰り返していきます。
まずは楽しく、安全な作業からお手伝いしてもらいましょう。私がよく、やってもらった乾燥豆移し作業【お手伝いトレーニング】
お手伝いをお願いする前に、
「ママのお手伝いしてね。豆をお料理して食べようね。」
とやることの、意味を伝えてください。
豆は万が一飲み込んでも、窒息の危険のない大きさにしましょう。
ひよこ豆や大豆、それ以下の大きさがいいでしょう。
万が一飲み込んでしまっても、食品なので安全です。
それに、汚れないのも乾燥豆のいいところです。
私がよくやってもらったのは、乾燥豆を瓶からボウルに移す作業です。
娘は楽しく、出したり入れたりいていました。
そうしいてる時は、集中しているのでそっと見守っていてください。
実際は今のうちにご飯作ってしまおう!って感じです。
もし、豆を投げてしまったら、
まだお手伝いを理解していないので、もう少し待ちましょう。
指先を使うことは、大脳を活性化します。
手先が器用になるだけでなく、運動能力、記憶力、思考力、
コミュニケーション能力までも高くなります。
まとめ、お手伝い好きになってもらうには
- 【お手伝いトレーニング】はベネフィットたくさん
- 意思の疎通ができたら、トレーニング開始
- すぐに手伝いとしては役に立たない
- ゆったりした気持ちで、親子で楽しく
- すかさず褒めると、自信がうまれる
- お礼の気持ちを、しっかり伝える
- 最初は安全な簡単な作業から
- 【お手伝いトレーニング】は未来への投資、コツコツ積み上げる
焦らず、ゆっくり子育てを楽しみましょう!
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