【初心者向け】「自分軸」って何??〜心の羅針盤を見つけよう〜
「どっちがいい?」と聞かれて「どっちでもいいよ」と答えませんか?
相手や他の人の事を思っての気づかいかもしれません。周りに気を使っているあなたは心優しいですが、自分の気持ちをないがしろにしていませんか。自分の気持ちは後回しで、自分の本当にしたいこと好きなことが見えなくなっていませんか? 本当にどっちでもいいと思っているのなら、もう自分を見失っているのかもしれません。
目次
- 「自分軸」って、そもそも何だろう?
- 「自分軸」を持つと、何がいいことがあるの?
- それって「わがまま」とは違うの?
- 「自己満足」とはどう違うの?
- じゃあ、「自分軸」を見つけるにはどうしたらいい?
- まとめ:あなたの人生の羅針盤を信じて
1. 「自分軸」って、そもそも何だろう?
「自分軸」ってなんだか難しそうに聞こえるかもしれないけれど、実はとってもシンプルで、あなたの心をグッと楽にしてくれる考え方なんですよ。
「自分軸」とは、簡単に言うと「自分の心の声や価値観を大切にして、人生の選択や行動を決めること」なんです。たとえば、みんなが「このデザインが今年のマストアイテム!」って言っているからと流されるのではなく、「私はこっちのデザインが好きだな」という自分の気持ちを信じて選ぶこと。それが、まさに「自分軸」で生きるということ。
周りの意見に耳を傾けることはもちろん大切だけど、最終的に「どうしたいか」「どう感じるか」という自分の心の声に正直になること。それが、あなたの心の羅針盤になってます。自分の心の地図の中の羅針盤、つまりコンパス。自分がどこにいて、どこに行きたいのかを教えてくれます。
2. 「自分軸」を持つと、何がいいことがあるの?
じゃあ、「自分軸」を持つと、私たちにどんな良いことがあるのでしょうか?
一番大きな変化は、心がグンと軽くなることです。他人の評価や期待に振り回されることが少なくなるので、「これでいいのかな?」「間違ってるかな?」という不安や迷いが減っていきます。すると、自然と心が穏やかになって、ストレスも感じにくくなるんです。
他にもこんな素敵なことがあります。
- 後悔することが少なくなる:自分の決断だから、たとえうまくいかなくても「自分で選んだことだから」と納得できます。
- 自信が持てるようになる:自分の気持ちに正直に行動することで、「私ってこれでいいんだ」という自己肯定感が育まれます。
- 人間関係が楽になる:相手の顔色をうかがうばかりではなく、あなたらしくいられるので、本当に心地よい関係が築けるようになります。
- 人生がもっと楽しくなる:あなたの「好き」や「心地よい」を基準に選択できるようになるので、毎日がキラキラと輝き始めます。
3. それって「わがまま」とは違うの?
「自分軸で生きるって、なんだかわがままみたいじゃない?」そう思う人もいるかもしれませんね。でも、大丈夫!「自分軸」と「わがまま」は、似ているようで全く違うものなんです。
「わがまま」は、自分の欲求だけを満たそうとして、周りの人のことや状況を考えない行動のこと。例えば、「私が一番得したいから、周りの人はどうなってもいいや」というような、自分だけが良ければいい、という考え方ですね。
一方、「自分軸」は、自分の心の声や価値観を大切にするけれど、同時に相手への配慮や社会との調和も意識している、という点が大きく異なります。自分の気持ちを尊重しつつ、相手のことも理解しようと努める、そんな温かい気持ちが根底にあるのが「自分軸」なんです。
自分の意見を伝えるときも、相手を傷つけないように言葉を選んだり、お互いにとってより良い方法を探したりすることも「自分軸」を持つ人の大切な姿勢です。
4. 「自己満足」とはどう違うの?
では、「自己満足」とはどう違うのでしょうか?これも、ちょっと似ているようで、実は大きな違いがあります。
「自己満足」は、自分が良いと思えばそれでいい、という状態のこと。プレゼント選びに自分が欲しい物を相手の好み無視で選んじゃうみたいなもの。もちろん、自分自身が満足することはとても大切です。でも、もしその満足が、他の人の気持ちを無視していたり、社会的なルールから逸脱していたりするなら、それは「自己満足」と言えるかもしれません。例えば、自己満足な作品を作っても、それが誰かの役に立たなければ、それはただの自己満足かもしれません。
対して「自分軸」は、自分の内なる声に従いながらも、その結果が周りにも良い影響を与えることを目指します。自分の「好き」や「心地よい」を大切にし、それを表現することで、周りの人も「いいね!」と共感してくれたり、一緒に幸せを感じられたりすることを目指します。自分の個性を輝かせることで、それが誰かの笑顔に繋がる、そんなイメージです。
自分の心と向き合い、同時に周囲との調和も考えるのが「自分軸」。自分本位ではなく、より広い視野で物事を捉えることができるのが「自分軸」なんです。
5. じゃあ、「自分軸」を見つけるにはどうしたらいい?
「自分軸」って、どうしたら見つけられるんだろう?そう思いますよね。特別なことじゃなくて、日々のちょっとした意識から始められるんですよ。
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自分の「好き」や「心地よい」に意識を向ける: 例えば、どんな時にワクワクする?どんな場所が落ち着く?どんな人といると楽しい?そんな小さな「好き」や「心地よい」に気づくことから始めてみましょう。
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「〜すべき」を手放してみる: 「こうしなきゃいけない」「こうあるべきだ」という思い込みを手放し、「私はどうしたい?」と自分に問いかけてみましょう。
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静かな時間を持ってみる: 瞑想じゃなくても大丈夫。お気に入りの音楽を聴きながら、温かいお茶を飲みながら、ただぼーっとする時間を作ってみましょう。そうすると、心の声が聞こえやすくなります。スマホから離れることも重要です。
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失敗を恐れない: 「自分軸」で行動すると、時には「これで合ってるのかな?」と不安になることもあるかもしれません。でも、失敗は新しい発見のチャンス!恐れずに、自分の心のままに進んでみましょう。
6. まとめ:あなたの人生の羅針盤を信じて
「自分軸」は、あなたの心の中にある、かけがえのない羅針盤です。周りの意見や社会の常識も大切だけど、最後に進む方向を決めるのは、いつでもあなたの心の声。心の声にもっと耳を傾けみて。
自分軸を持つことで、あなたはもっとあなたらしく、もっと自由に、そしてもっと心穏やかに生きられるようになります。それは、決してわがままなことでも、自己満足なことでもありません。
あなたがあなたらしく輝くことが、周りの人にも良い影響を与え、やがて世界を明るくしていくことに繋がる。私はそう信じています。
さあ、今からあなたの心の声に耳を傾けてみましょう。あなたの心の羅針盤が指し示す方向へ、一歩踏み出してみましょう!
「自分軸」がどんなものか、少しは分かっていただけたでしょうか?
自分らしく生きるって、決して難しいことじゃないんです。
でも、「じゃあ、具体的にどうしたら自分軸を育てられるの?」と、次に進むヒントが欲しくなるかもしれませんね。ご安心ください。次の記事では、そんなあなたの疑問にお答えする、実践的な6つのステップをご紹介します。心の羅針盤をしっかりと持って、あなたらしい人生を歩むための具体的な方法を一緒に見ていきましょう。
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